自然の香りを日常に!ハーブの香りを閉じ込めるドライルームの作り方 #column
この記事を読めばわかること
この記事では、ハーブ農園を営む深沢美咲さんの「ハーブの乾燥と加工スペース」を確保するための家づくりをテーマに、ハーブが最適に保存できる環境やそのアイデアをご紹介します。
住宅の一部をハーブの香り豊かな空間にする方法について、具体的なプランをご提案していきます。
登場人物
- 名前: 深沢美咲(35歳・女性・ハーブ農園経営)
- 夫: 深沢浩二(37歳、会社員)
- 家族構成: 夫婦と長男7歳、次男4歳
- 悩みや願望: ハーブの乾燥と加工に適した専用スペースを確保したい
ハーブの乾燥に最適な環境とは?
「自宅で収穫したハーブを乾燥させて、いつでも香りを楽しめるドライルームが欲しい」。
深沢さんはハーブ農園を経営するなかで、収穫したハーブを手軽に乾燥・保管できる空間の必要性を感じるようになりました。
ハーブの保存には風通しの良い空間が不可欠で、特に温度や湿度の管理が重要です。
住宅展示場で見学した際に見た、自然の風を活かせる設計にインスピレーションを得た美咲さんは、乾燥させたハーブを日常的に楽しむアイデアを考え始めました。
自宅に作るハーブドライルーム:必須アイテムとアイデア
ハーブドライルームには、温度や湿度を調整するための設備が欠かせません。
美咲さんの希望を叶えるために、ドライルームに取り入れたい要素を整理してみましょう。
- 温度と湿度管理
ハーブは湿度が高いとカビが生えるため、湿度は50%以下、温度は15〜20℃に保つことが推奨されます。
専用の除湿機やサーキュレーターを備え、自然乾燥に適した空間を維持できると安心です。 - 光を調整する遮光カーテン
直射日光が当たると香りが飛びやすくなるため、遮光カーテンを使用して光を調節するのもポイント。
日中は柔らかな光が差し込み、夜は完全に遮光できるカーテンなら、ハーブの色や香りが保てます。 - 壁面を活かしたハンギングバー
ハーブを吊るして乾燥させるためのバーやフックを壁面に設置。
ローズマリーやミントなど、乾燥させることで香りが増すハーブを、季節ごとに吊るすとインテリアの一部としても楽しめます。
ハーブの加工と保存を便利に!おすすめの収納方法
乾燥させたハーブは、料理やお茶、クラフトにも使えます。
家庭内でハーブの保存がしやすいように収納方法も工夫しましょう。
- ガラス瓶での保存
乾燥後のハーブは密閉性の高いガラス瓶に保存し、日光の当たらない棚に並べておくと香りを長く保てます。
「自分だけのハーブ棚がキッチンにあると、毎日開けるたびにワクワクしますよ」と美咲さんもにっこり。 - カゴやウッドボックスでナチュラル感を演出
見た目にも楽しめるよう、カゴやウッドボックスを活用するとドライルーム全体が温かみのある空間に変わります。
美咲さんの次男も、「どのカゴにどのハーブを入れるか選ぶのが楽しい!」とお気に入りの時間になったそうです。
まとめ
ハーブドライルームがあると、収穫から乾燥、保存までがスムーズになり、香りのある暮らしが楽しめます。
美咲さんも、自宅のハーブドライルームが充実したおかげで、家族で収穫の喜びを感じられると大満足です。
住宅展示場には植物を活かしたデザインも多くあるので、ぜひインスピレーションを得るために足を運んでみてください。