建材えらびは“家づくりガチャ”!?失敗しないための知識とツッコミどころを総まとめ #column
「なんかこの家、落ち着くね〜」って言われたら、それ、建材のチカラかもしれません。床、壁、天井、さらには外壁や屋根まで、家って実は“素材まみれ”なんです。でも、素材(=建材)って種類が多すぎて、調べれば調べるほど沼……。
今回は、そんな建材の迷子になりかけているあなたに向けて、建材の種類と選び方をザックリかつしっかり解説。ラーメンで言うとスープ・麺・トッピングまで全部カスタムできる感覚で、家の「味」を整えていきましょう!
この記事を読めばわかること
- 建材ってそもそも何?どんな役割?
- 場所ごとに違う建材の種類と特徴
- 建材選びで後悔しないための6つのポイント
- センス良く見せる素材の組み合わせテク
- 実はよくある「建材選び失敗あるある」とその回避法
1. 建材って何者?家の中の“名バイプレイヤー”
建材とは、家を作るためのありとあらゆる素材のこと。主役じゃないけど、いい演技で空間の印象を底上げしてくれる名脇役たちです。
たとえば……
- 構造材:家の骨組み(柱・梁)担当。木材・鉄骨など。
- 内装材:床・壁・天井を演出。フローリング、クロス、タイルなど。
- 外装材:家の“顔”ともいえる外壁や屋根材。
- 機能材:断熱・防音・防水など、快適さを支える裏方たち。
つまり建材とは、「見た目」「性能」「住み心地」全部に直結してくる、家の“素材力”そのものなんです。
2. 場所別に見る、建材の選抜メンバーたち
◆ 床材:暮らしの“踏み心地”担当
- 無垢フローリング:天然木100%。ぬくもりと木の香りを楽しみたい人に。経年変化で味わいUP。
- 複合フローリング:変形しにくくメンテも楽。現代っ子向けの安定感。
- クッションフロア:水回りの救世主。ソフトな触感+お手入れ簡単。
◆ 壁材:部屋の“空気感”プロデューサー
- ビニールクロス:コスパ重視派に。柄も色もバリエ豊富。
- 漆喰・珪藻土:呼吸する壁。調湿&脱臭で、空気清浄機のような存在感。
- タイル:高級感と耐久性のハイブリッド。キッチンや水回りで活躍。
◆ 天井材:視線の“抜け感”づくり
- 石膏ボード+クロス仕上げ:ザ・スタンダード。施工性高し。
- 板張り天井:木の風合いで温もりプラス。天井にも個性を。
◆ 外壁材:家の“顔面偏差値”を左右する
- 窯業系サイディング:汎用性◎、柄も色も選び放題。
- 金属サイディング:軽くて丈夫。シャープな印象に。
- モルタル仕上げ:重厚&クラフト感。職人技が光ります。
◆ 屋根材:住まいの“ヘアスタイル”担当
- 瓦:和風好きにはたまらない。耐久性もバツグン。
- ガルバリウム鋼板:スリムでクール。モダンな家に好相性。
- スレート:コスパ派の味方。軽量で施工しやすい。

3. 建材選びの“落とし穴”を回避する6つの視点
- 耐久性&メンテナンス性: → 長持ち&手間いらずが理想。
- 見た目&質感: → 写真映えより、毎日触れるリアルを重視。
- 予算とのバランス: → 「予算オーバーで泣く」より「見積もり時点で相談」を。
- 性能面(断熱・防音など): → 快適さは素材次第。暑がり・寒がりは特に要注意!
- 施工性(扱いやすさ): → 大工さんの腕に左右されすぎない素材選びを。
- エコ・サステナビリティ: → 地産地消&再生素材で環境にも配慮したいところ。
4. 組み合わせ次第で“映える家”はつくれる
素材のチョイスって、実は服選びにちょっと似てるんです。
- 床を濃い色の木材にしたら、壁は明るめで軽さを出す。
- クロスは無地にして、タイルでアクセントをプラス。
- 全部“主役級”を使わず、引き算で美しさを。
おしゃれな家って、素材のバランス感覚がいい家でもあるんです。
5. 建材選びでよくある“やらかし”例と解決法
あるある1:カタログで見たら良かったのに、実物は違った! → → ショールームに行くか、サンプルを取り寄せましょう。
あるある2:床と壁の色がチグハグになった…… → → 色味や質感は“並べて比較”が大事。照明の下でチェック!
あるある3:メンテが大変すぎて後悔 → → 「素敵!」だけじゃなく「手入れどうする?」も忘れずに。
まとめ
建材って、家の「印象」と「快適さ」を左右する超・重要ファクター。でも、なんとなく選んで「しまった〜」となる人も多いのが実情です。
この記事をきっかけに、素材ごとの特徴やバランスのとり方が見えてきたら大成功!
家づくりは“センスと理性の共同作業”。素材にツッコミを入れながら、自分らしい住まいを仕立てていきましょう。